婚活中に避けたいのが、相手との気まずい瞬間です。ちょっとした行動や発言が原因で、場の雰囲気が悪くなってしまうこともあります。今回は、最新の婚活データを基にした「気まずいエピソードランキング」と、婚活の専門家がすすめる対処法を紹介します。気まずい瞬間を回避することで、婚活をもっとスムーズに進めましょう。
1. 婚活でよくある気まずいエピソードランキング
婚活サイトの2023年調査(※)によると、婚活中に経験した「気まずい瞬間」に関するアンケート結果から、上位に挙げられるエピソードには一定の共通点が見られました。ここでは、そのトップ3とその原因を解説します。
1位:話が続かない沈黙が続いた瞬間
- 原因:婚活で多くの人が苦手に感じる「会話の沈黙」。アンケートでは、男女ともに約70%が「沈黙が続くと気まずさを感じる」と回答しており、特に初対面での沈黙に緊張感を抱きやすい傾向がありました。
- 対処法:あらかじめ話題をいくつか準備しておくと安心です。例えば「最近はまっていること」や「おすすめの本・映画」など、相手も話しやすいテーマが理想です。趣味や仕事に関連した質問は自然に会話を広げやすく、お互いリラックスして話せるでしょう。
2位:相手のプライバシーに触れすぎた瞬間
- 原因:婚活で相手について知りたい気持ちが強くなり、ついプライベートな質問をし過ぎてしまうケースが多いようです。調査によると、40代男性の60%、30代女性の50%が「相手の個人情報に踏み込まれると不快に感じる」と回答しています。
- 対処法:「相手に興味を持つこと」と「踏み込みすぎない質問」のバランスが大切です。たとえば、「お住まいはどこですか?」よりも、「普段どのあたりで休日を過ごすことが多いですか?」といった、ざっくりした質問にすることで、相手も答えやすくなります。
3位:会計時の支払いで気まずい空気が流れた
- 原因:婚活デートでは、誰が支払いをするかで悩む人が多く、実際、婚活中の30代男女の約55%が「会計の瞬間に気まずいと感じたことがある」と回答しています。特に、初回デートでの支払いに関しては互いの考え方が分かれるポイントです。
- 対処法:初デートでは、事前に「割り勘でお願いします」と伝えるか、スマートに「次はおごりますね」とフォローするのが良いでしょう。相手が支払いに積極的な場合は、「ありがとうございます、次は私に払わせてくださいね」と感謝を伝えることで、気まずさを和らげられます。
2. 気まずい瞬間を避けるためのポイント
婚活中の気まずい瞬間を回避するには、共通の趣味や興味を探すことが有効です。以下は、婚活のプロがすすめる会話のコツです。
ポイント1:オープンエンドの質問をする
「はい」「いいえ」で答えられない質問を意識すると、自然に会話が広がります。たとえば、「どんなスポーツが好きですか?」よりも、「休日にはどんなことをして過ごすのが好きですか?」と質問することで、相手も話しやすくなります。
ポイント2:沈黙を怖がらない
無理に会話を続けようとせず、自然な間を大切にすることも重要です。お互いに少しリラックスした沈黙は、心地よい雰囲気をつくることができます。
3. 気まずいエピソードをリカバーする方法
婚活中に気まずい瞬間が訪れても、スマートに対応すれば大きなマイナスにはなりません。ここでは、気まずい雰囲気を立て直すためのコツをご紹介します。
1. 冗談やユーモアで空気を和ませる
ちょっとした気まずさを感じた時には、軽い冗談を言ってみましょう。たとえば、「なんだか緊張しちゃいますね(笑)」と、少し笑顔で冗談を交えることで、お互いの緊張が解けてリラックスできることが多いです。
2. 自分の気持ちを素直に伝える
沈黙が続いたり話が途切れた時は、「つい話しすぎてしまいましたね」や「緊張しちゃいますね」と、自分の気持ちを少しだけ伝えると、相手も共感してくれることが多いです。素直な姿勢は信頼感を生むため、好印象につながります。
【まとめ】
婚活の場では、ちょっとした言動で気まずい雰囲気になることがありますが、事前に心構えや対策をしておくことで回避できます。この記事で紹介したNGエピソードやその対策を参考にして、楽しくスムーズな婚活を目指しましょう。
※参考データ:株式会社リクルート「2023年婚活の実態調査」