「仮交際10回目、“進展しない男”に疲れた私の決断」

はじめに

お見合いから始まり、気がつけば10回目のデート。
仮交際が順調に進んでいるように見えても、「これ、本当に前に進んでるの?」という疑問がぬぐえなくなる瞬間があります。

今回は、そんな“進展しない仮交際”に悩んだ女性の視点から、婚活中のリアルな葛藤と決断を綴ります。


第1章:会えば楽しい。でも、それだけ。

仮交際の彼とは、毎回楽しくデートができていました。
食事、ドライブ、美術館、時にはお花見や季節のイベントも。

でも、話題はいつも「最近どう?」といった近況報告止まり。
将来や結婚についての話は、一度も出てきませんでした。

「このまま続けて、本当に意味あるのかな?」

会っている時間は心地いいのに、心の奥ではずっとモヤモヤしていました。


第2章:仮交際の“長期化”がもたらす不安

仮交際が長くなると、相手のテンションが“維持”なのか、“様子見”なのか、わからなくなります。
特に女性側は、「私だけが真剣なのでは?」という不安が強くなるものです。

実際、10回目のデートでも「次はどこ行く?」という軽い話ばかり。
その時、私は心の中でこうつぶやきました。

「私は、デート相手じゃない。結婚相手を探しているんだ。」


第3章:「真剣交際を申し込まれない」ことの意味

ここでようやく、私は冷静に考えました。

  • 相手が真剣交際に踏み切れない理由は何なのか?
  • それを確認せずにダラダラ続けていいのか?
  • 時間は有限。婚活市場にいることの“タイムコスト”は大きい

仮交際中に気を遣いすぎて、「聞けなかった質問」が、実は一番大事だったのかもしれません。


第4章:決断。「もったいない」より「納得したい」

「この人と終わらせるのは、もったいない」
そう思ったこともありました。

でも、本当に大切なのは、「納得できる関係かどうか」。

私は正直に、「これからどうしたいと思っているのか」を彼に聞きました。
そして返ってきたのは——

「うーん…まだ正直、わからないんだよね」

その瞬間、私は自分の時間をもっと大切にしたいと思い、仮交際を終了しました。


まとめ:「進展しない仮交際」は、自分の気持ちに向き合うサイン

仮交際は、お互いを知る期間。
でも、“知ってもらう”ために時間を使うのではなく、“進むかどうか”を見極める時間であるべきです。

「楽しい」だけでは結婚には進めません。
本気で婚活をしているなら、相手の温度感を見極めて、勇気ある決断を。

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